当社では、「クラウドコンピューティング」の先駆けとして、かねてよりASP・SaaS形態で自らが提供するITサービスの可用性、継続性(つまり、お客様にとって便利で使いやすい最新のサービスがいつでも利用可能であること)を確保・維持するための対策を講じることは極めて重要な責務であると認識し、ITサービスマネジメントシステム(ITSMS)の構築とその運用に努めてまいりました。
ITSMS認証を取得することで、当社はITサービスマネジメントにおいて、適切かつ厳格な管理体制が整っていることが公的に評価されたことになりますが、今後もお客様へサービス提供を行う企業として、サービス内容についてお客様にご満足いただけるよう、当社「ITサービス基本方針」に基づき、ITSMSの改善を続けていくと同時に、第三者視点を取り入れたサービス品質の向上を継続的に実施いたします。
事業者名称 | 株式会社いい生活 | |
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認証登録番号 | JQA-IT0109 | |
適用規格 | ISO/IEC20000-1:2018(JIS Q 20000-1:2020) | |
認証登録範囲 |
不動産業務支援システムのクラウドサービス提供
(但し、個別受託開発業務を除く) |
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審査登録機関 | 一般財団法人 日本品質保証機構 | |
登録日 | 2009年10月15日 | |
登録改定日 | 2024年8月11日 |
株式会社いい生活(以下「当社」)グループは、顧客企業のビジネスニーズの実現に向けて、自らが提供するITサービスの可用性、継続性を確保・維持するための対策を講じることは極めて重要であると認識し、ここに「ITサービス基本方針」(以下「本方針」)を定め、これを推進する。
経営者を含め全従業員は、本方針の趣旨を理解し、当社グループのITサービスに関する諸規程を熟知、遵守しなければならない。
当社グループは、自らが提供するITサービスが顧客企業の事業目標の達成に寄与するよう、顧客のビジネスニーズを分析し、サービスマネジメント計画を定め、これを目標値に具体化してその達成に努める。
当社グループは、サービスマネジメント計画で定めた項目の実施状況、顧客満足度に関る情報、内外のITサービスに関る情報などを分析し、継続的にITサービスマネジメントシステムの改善を図る。
当社グループは、ITサービスの提供に際し法令、規制、およびその他の規範を遵守し、企業倫理の維持・向上に努め、企業としての社会的責任を果たすと共に、当社グループ事業の継続的発展を目指す。
当社グループは、別途定める「情報セキュリティ基本方針」に則り、ITサービスのセキュリティ確保を行う。
本方針ならびに諸規程に反する行為を行った者は、就業規則等による懲戒処分の対象となる。また、場合によりその者に対して損害賠償請求を行う。
株式会社いい生活
平成21年5月20日制定
令和4年1月24日改訂
ISO/IEC20000-1:2018(JIS Q 20000-1:2020)は効果的・効率的にITサービスを提供するための管理フレームワークや評価基準を規定したものであり、英国政府が作成したITサービスマネジメントのベストプラクティスを集めたフレームワーク『ITIL(IT Infrastructure Library)』をベースに制定された国際規格です。 ISO/IEC20000-1:2018(JIS Q 20000-1:2020)の構築で求められることは、顧客とサービス提供者の間でITサービスの目標と責任を明確にした上で、日常の活動が適正に実行されているかどうかを監視・評価することであります。認証を一度取得した後も継続審査(維持審査)および更新審査が実施され、第三者の視点で定期的にチェックされるようになっています。また、「計画」「実行」「評価」「改善」のPDCAマネジメントサイクルを継続的に繰り返し、ITサービスレベルの向上を図ることが求められます。